kuniku’s diary

はてなダイアリーから移行(旧 d.hatena.ne.jp/kuniku/)、表示がおかしな箇所はコメントをお願いします。記載されている内容は日付およびバージョンに注意してください。直近1年以上前は古い情報の可能性が高くなります。

上司はたてられません

プログラマーを採用する際に重視すべき10の資質
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07tenthings/story/0,3800082984,20382969-4,00.htm

で取り上げられている最後(10番目)の項目で

#10:上司をたてられるか?

 プログラマーは、自立心のある人間として知られている。実際のところ、
 私はそれが彼らの強みであると思っており、技術的なプロジェクトで働く人々を
 細かくマネジメントしなくても済むというのは素晴らしいことだと考えている。
 しかし、プログラマーの中には、「上司は私であり、あなたではない」という
 考えになじめない人も多いのである。


 私は、少しばかりの抵抗であれば(特にまずい判断に対してのものであれば)、
 奨励し、全面的に支持する。上司がまずい判断であることを認識しておらず、
 そのフィードバックが適切に行われている場合にはなおさらである。
 しかし、上司が「技術的な観点から見た場合、これがまずい考えであることは
 判っている。しかし、そうする必要があるのだ」と言ったのであれば、
 それが最終的な判断となるのだ。
 とは言うものの、ある種の「不良プログラマー」が上司の指示を無視し、
 自らの判断で行動するということがあまりにも多いのである。
 さらに悪いことに、そういったプログラマーは、上司がいかに愚かであるかや、
 プログラミングについて理解していないか(この主張は正しいこともあれば、
 正しくないこともある)といったことを誰彼構わず吹聴してまわる傾向にある。
 こういった行動はプロジェクトを失敗に導き、
 反感を呼び起こしてチームの士気を低下させることになるのである。


 こういった精神構造は面接時に、特に過去の経験について尋ねた時にしばしば
 明らかになる。
 不良プログラマーは、面接のような場であったとしても、
 かつての上司のことについて「邪悪で、愚かで、漫画『Dilbert』に出てくるような、
 部下を奴隷のようにこき使う上司」だと語りたがるのである。
 これに対して、精神的に成熟したプログラマーであれば、「上司の判断には技術的
 な面で同意できないところもありましたが、そういった判断は技術とは関係ない観点を
 考慮に入れたうえでのことだと理解しています」といったことを述べるのだ。

その通りなこともあるけど、その通りじゃないこともある。
今言えることは、おれには上司をたてることはできません。ってことだな。

他人(特に部下)から
指摘されること、言われること
を極端に嫌う上司もいる。
そうなると、「不良プログラマー」の生きる道が閉ざされる。
上司の上司(=経営陣、経営者?)が上司をうまく扱うことができない
ような会社は去った方がよいんでしょう。
経営陣、経営者もよくないなら、まっさきに去るべきでしょう。


【大人のなり方】「上司」 部下から見て望ましいのは?
http://sankei.jp.msn.com/life/education/081202/edc0812020802000-n2.htm

実際の上司には「放任型」もいれば「管理型」もいる。
人格者もいれば、無責任で、だらしのない上司もいる。
部下は上司を選べないから、好き嫌いを言ってみても始まらない。
私の経験からいえば、理想の上司との出会いは、理想の恋人に出会う
確率より小さい。(日本監督士協会常任理事 佐藤方俊)

これを見ると、学校の先生と生徒みたいだな。

部下は上司を選べないから、好き嫌いを言ってみても始まらない。
↓↓↓
生徒は先生を選べないから、好き嫌いを言ってみても始まらない。



かつて生徒と呼ばれていた(扱われていた)時代に、先生に
生徒は先生を選べないが、先生も生徒を選べない
と聞いたことがある。
(近年では、生徒が先生を評価していることもあるようなので今となっては違うかもしれない)

先生と生徒 上司と部下での関係で、
違うことがある。
上司は部下を選べる
のだということ。
人事や人員配置などの裁量権のない上司は当てはまらないがね。

大人社会というやつか・・・