VirtualboxにWindows8のインストールとネットワーク設定
DVDを使ってインストールしようとしたけど
DVDのディスクそのものをVirtualBoxで起動時に読み込みさせてもマウントエラー(DVDドライブの中が認識できない)になってしまう。電源ONして仮想を起動時にF12(boot menuへの遷移)しても、DVD選択してもエラーになる。
DVDをisoにして読み込みさせても良いんだけど、、
にある”Download Tool für Windows 8.x Home und Pro”から
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8
で
ダウンロード→自動でiso ファイルをローカルに保存。
そのisoファイルを指定して、仮想の起動をしたら、Windows8のインストール画面に
変わった。
ひとまず、これで試してみよう。
ゲストOSから外部ネットワークにつなげる
- ホスト(Windows10)からゲスト(Windows8)にpingは通る(Windowsファイアウォールを無効にするか/pingを有効にするかは必要)。
- ゲストからネットワークに繋がらないので、ライセンス認証もできない(電話認証あるけどさ)。
ってことで、
http://www.kakiro-web.com/memo/virtualbox-create-virtual-machine-centos6-2.html
http://vboxmania.net/content/%E7%92%B0%E5%A2%83%E8%A8%AD%E5%AE%9A
上記のリンクを参考にVirtualBoxの設定をして、ゲストOS側のWin8のネットワーク設定も行う。
VirtualBoxの環境設定、仮想インスタンスのネットワーク設定して、ゲストOS側のWin8のネットワーク設定
下部の「2016/08/02追記」を正として行えばよいです。以下の”設定3つ”は対応不要です。
設定は3つ行う
- VirtualBoxの環境設定
- 仮想インスタンス(VirtualBoxにおける仮想マシンの設定)のネットワーク設定
- ゲストOS側のネットワーク設定
本件において使用しているVirtualBoxのバージョンは、 5.0.22 r108108
VirtualBoxの環境設定
- VirtualBoxのファイル→環境設定→ネットワーク にて設定する
- NATネットワークを有効にする
- 設定は、デフォルトから変更はなし
- NATネットワークを有効にする
仮想インスタンスのネットワーク設定(ゲストOS外部からの設定)
-
- ネットワーク
NATネットワークのタブ下の有効のチェックON |
-
- タブ NATネットワーク「NATネットワーク詳細」
NATネットワーク詳細の子ウィンドウのネットワークを有効化のチェックON | |
ネットワーク名 | NatNetwork(デフォルトのまま) |
ネットワークCIDR | 10.0.2.0/24 24ビットマスクの10.0.2系 |
DHCPのサポート | チェックON |
IPv6サポート | チェックなし |
ポートフォワーディング | IPv4,IPv6ともに何も設定行なし 0レコード |
-
- タブ「ホストオンリーネットワーク」 (ホストオンリーネットワーク詳細子ウィンドウ)
- アダプター
- タブ「ホストオンリーネットワーク」 (ホストオンリーネットワーク詳細子ウィンドウ)
IPv4アドレス | 192.168.56.1 |
---|---|
ネットマスク | 255.255.255.0 |
-
-
- DHCPサーバ
-
サーバを有効化のチェックON | |
サーバアドレス | 192.168.56.100 |
サーバーマスク | 255.255.255.0 |
アドレス下限 | 192.168.56.101 |
アドレス上限 | 192.168.56.254 |
ゲストの仮想マシンのインスタンス側の設定
仮想マシンの一覧で対象を選択し、新規、設定、破棄、表示のメニューのうちの、「設定」→ネットワークとすすむアダプター | 割り当て | ||
---|---|---|---|
アダプター1 | NAT | 無効 | デフォルトで設定されている、ネットワークアダプターを有効化のチェックを外す、OFF |
アダプター2 | NATネットワーク | 有効 | ネットワークアダプターを有効化のチェックON、名前:NatNetwork、高度:何も変更しないが、ケーブル接続のチェックONであることを確認する |
アダプター3 | ホストオンリーアダプター | 有効 | ネットワークアダプターを有効化のチェックON、名前、Virtual・・・、デフォルトから変更なし、ケーブル接続のチェックONであることを確認する |
アダプター4 | ブリッジアダプター | 無効 | 設定なし、ネットワークアダプターを有効化のチェックを外す、OFF |
- 上記の設定で、繋がるとおもいきや繋がらない
ゲストOS側のネットワーク設定
- イーサネット2は、おそらくVirtualBoxのインスタンス側の設定のアダプター2に該当すると思う
- アダプター2は、VirtualBoxの環境設定の「NATネットワーク」に連携していると思う
- イーサネット2のプロパティにて、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択し、「プロパティ」にてIPアドレスの自動取得から 自分でIPアドレスを設定する
- イーサネット2設定内容
IPアドレス | 10.0.2.4 |
---|---|
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
デフォルトゲートウェイ | 10.0.2.1 |
優先DNSサーバ | 8.8.8.8 |
代替DNSサーバ | 8.8.4.4 |
- イーサネット3のプロパティにて、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択し、「プロパティ」にてIPアドレスの自動取得から 自分でIPアドレスを設定する
- イーサネット3設定内容
IPアドレス | 192.168.56.102 |
---|---|
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
デフォルトゲートウェイ | 未設定(指定なし) |
優先DNSサーバ | 未設定(指定なし) |
代替DNSサーバ | 未設定(指定なし) |
上記までの3つの設定にて、ゲストOSから外部につながった
ゲストOSに、コア2つの設定したけど、corei7 hyperThreadingのためか
ホスト側は、まだまだかなり余裕がある。
ゲストOS2つ立ち上げ、それぞれコア2つで、仮想に4コア使っても、ホスト側で4つあることになるので、検証するには十分な環境かな。
ただ、DiskはHDD使っているのでそこは遅いと思う
仮想マシン(ゲスト)に外部から接続(2016/7/31、2016/8/1追記)
ゲストOSに対し、ホストではなく、ホストと同じネットワークの別から接続する場合https://teratail.com/questions/294
の通り
で良い
virtualboxの設定から「ネットワーク」を選択し、アダプタのいずれかの「割り当て」のところを「ブリッジ接続」に設定するだけです
私の環境では、アダプター4のブリッジアダプターを無効から有効にしたのみ。
設定されている内容は、以下のアダプターの通り
アダプター | 割り当て | ||
---|---|---|---|
アダプター1 | NAT | 無効 | デフォルトで設定されている、ネットワークアダプターを有効化のチェックを外す、OFF |
アダプター2 | NATネットワーク | 有効 | ネットワークアダプターを有効化のチェックON、名前:NatNetwork、高度:何も変更しないが、ケーブル接続のチェックONであることを確認する |
アダプター3 | ホストオンリーアダプター | 有効 | ネットワークアダプターを有効化のチェックON、名前、Virtual・・・、デフォルトから変更なし、ケーブル接続のチェックONであることを確認する |
アダプター4 | ブリッジアダプター | ネットワークアダプターを有効化のチェックON、高度:何も変更しないが、ケーブル接続のチェックONであることを確認する |
設定後に、ゲストOSを起動すると
ipconfigの結果として
※設定したアダプター4に対応するイーサネット4のIPv4は、DHCPによるIPv4が割り当てられる、デフォルトゲートウェイはDHCPでの自動割り当てされる。
アダプター イーサネット4
IPv4 192.168.0.5
デフォルトゲートウェイ 192.168.0.1アダプター イーサネット3
IPv4 192.168.56.102
デフォルトゲートウェイ なしアダプター イーサネット2
IPv4 10.0.2.4
デフォルトゲートウェイ 10.0.2.1
- ホストOS、別PCのIPは次の通り
- ホストOSでは、DHCPによる割り当てのため、デフォルトゲートウェイは自動、IPv4も自動割り当て
イーサネット アダプター VirtualBox Host-Only Network:
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.56.1
サブネット マスク . . . . . . . . . .: 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . . .:イーサネット アダプター イーサネット:
接続固有の DNS サフィックス . . . . .:
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.0.8
サブネット マスク . . . . . . . . . .: 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . . .: 192.168.0.1
-
- 別PC側のipconfigは以下の状態
イーサネット アダプター ローカル エリア接続:
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.0.2
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.0.1
もっと簡単な設定、ブリッジアダプターを使う( 2016/08/02追記)
会社の人に、アドバイス求めたら、つい最近自分もやった、はまった と聞きまして
”アダプター設定しすぎや、ブリッジアダプターのみでいける”ってことで、これまでやってきたことをくつがえす。
- ゲストOSからインターネット(外部)に接続する
- 別PCからゲストOSに接続する
といった要件で、
アダプター | 割り当て | |
---|---|---|
アダプター1 | NAT | (未設定) |
アダプター2 | NATネットワーク | ★ |
アダプター3 | ホストオンリーアダプター | ★ |
アダプター4 | ブリッジアダプター | ★ |
を、★3つ(NATネットワーク、ホストオンリーアダプター、ブリッジアダプター)設定する必要はない。
設定し直したのは、
アダプター | 割り当て | |
---|---|---|
アダプター1 | NAT | (未設定) |
アダプター2 | NATネットワーク | 無効、ネットワークアダプターのを有効化はOFF |
アダプター3 | ホストオンリーアダプター | 無効、ネットワークアダプターのを有効化はOFF |
アダプター4 | ブリッジアダプター | ☆ |
☆のブリッジアダプターのみ”ネットワークアダプターのを有効化”すれば、外部から接続も、ゲストからインターネットへの接続もできる。
ゲストOSからインターネット出られる、別PCからping通り、リモートデスクトップ接続もできた。
良い経験になりました。